●環境学習会〔転送歓迎〕
「貝世界から見た沖縄の渚のいま−崩壊する多様性」
日時:1月23日14:00〜16:30
場所:大南公民館( 0980- 52-4522)名護市 大南2 丁目16−26
◆趣旨
沖縄のジュゴンの生息環境調査をしている私たち市民グループはジュゴンの餌場であ
る浅海の環境を巡検する中で、沖縄の原風景が残っていると言われているヤンバルに
おいても自然海岸はほとんど残されていないことを知りました。
驚いたことに日本中で一番人工ビーチが多いのがここ沖縄。
数えただけでも沖縄本島の海岸線には36もの人工ビーチがあり、今も造られ続けて
ています。美しいけれど、アーマンもトントンミーもいない、生き物の気配のない沈
黙の海・・・海と人との出会いの場であり、豊かな海洋生物の再生産の場である渚の
危機を私たちはジュゴンの餌場を通して知ることになったのです。
今回は、沖縄の海岸に生息する貝類の視点から、私たちの身近な渚の多様性が失われ
つつあることを検証してみたいと思います。

 また、私たちの足元で今も失われようとしている名護市東江の護岸のクマノミたち
をはじめとする多様な生物たちの映像もご紹介し、沖縄の未来に残すべきものは何か
を市民のみなさまと共に考えてみたいと思います。

参加費:無料
申し込み:不要
◆内容
13:30 開場 (沖縄の渚の貝類の展示)
14:00 開演
14:00〜14:30 名護市東江護岸DVD 上映
14:30〜15:30 報告 名和純氏(貝の渚を歩く会)
15:30〜16:30 質疑応答&討論 「沖縄の渚の未来」

主催・連絡先:北限のジュゴン調査チーム・ザン
090-8032−2564 Fax:0980-43-7027
E-mail:n-hokugen.19@kjd.biglobe.ne.jp
http://teamzan.ti-da.net